本格的に冬を感じさせる冷え込みがはじまってきました。
冬のカラダに関する悩みとしてやはり多いのが、
「冷え性」、「こり」、「むくみ」
といったところでしょうか。
そこで今回は簡単で誰にでもできる予防方法のひとつして
「生姜を飲む」ということを改めてご案内します。
1、冷え、こり、むくみの原因
2、生姜の効能
3、オススメの飲み方
「冷え性」、「こり」、「むくみ」といった悩みの原因として、
体内の水分、体温、血流、自律神経が大きな原因となり、
毎日の飲み物や食べ物が大きく影響します。
皮膚の表面温度が低い(外部からの冷え)
熱を作り出す筋肉の機能低下(内部からの冷え)
生活習慣や月経の影響などで血流が滞りやすい(自立神経の乱れ)
などがあげられます。
東洋では、
「生姜なしには漢方は成り立たない」
「気・血・水の流れを正常にする」ともいわれ、
西洋でも、
「ジンゲロン」「ジンゲロール」「ショウガオール」
という薬効が認められ、
次のような作用があるとされています。
●「気の流れ」への作用
- エネルギー(気)の流れをよくし体に活力を与える
- アドレナリンを分泌させる
●「血の流れ」への作用
- 体を温め血管を開き血流を良くする
- 粘液の分泌を活性させ血液の汚れをとる
- 体内の毒素を分解する
- コレステロールの低下や血栓の予防・改善をする
●「水の流れ」への作用
- 利尿効果を上げ水の滞りをとる
- 発汗を促し体液の流れの改善をする
≪オススメな簡単な飲み方≫
『生姜茶』
生姜茶とはお茶や紅茶に
すりおろした生姜(10g程度を茶こしで)や
乾燥させた生姜片を入れ、
ハチミツなどで甘味をつけて飲みやすくしたものです。
入れる生姜は乾燥させたもののほうが
薬効成分の効果が高まるといわれています。
お茶や紅茶による利尿作用に、
生姜の温める作用や発汗作用、
そこにハチミツや黒砂糖の滋養強壮が加わります。
「冷え」と「水滞」からくる症状に、1日3杯くらいを目安に。
『生姜湯』
生姜湯とは湯のみ等に
すりおろした生姜(10g程度を茶こしで)や
乾燥させた生姜片を入れ、
黒砂糖、葛粉などを入れたものです。
こちらも発汗作用に加え、保温、健胃作用があり芯から温まります。
働く女性に対して「実際に興味がある温活方法とは?」
というアンケートでは、
「飲み物」「食べ物」「運動」に関することが
よく上位にあるようです。
今回は「生姜を飲む」というテーマでしたが、
職場でのカウンセリングやサービスに
是非ご活用いただければと思います。
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